英語だけじゃなく、国際人としてのマナーや文化の違いを学び、コミュニケーション能力を高めるmpi(旧松香フォニックス研究所)認定の英会話教室です。英語のできる15歳を育てます。
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戦争の無い国、日本に生まれて

最近めっきりテレビを見ない私ですが、
今日はたまたま【世界仰天ニュース】で
“命をかけた女性スペシャル”をやっていたのを見ました。

最後の最後に出てきたのは、
戦場ジャーナリスト、山本美香さん。

彼女が戦場シリアで殺されたのは去年の八月。

彼女は戦争の中にも生活している人々の現状を伝えていた。

女性だから取材対象者の心を開ける、近づける。

自分だからできる事、
伝えられる事がある。
伝えなくてはならない!

使命感、愛?

美香さんが亡くなったという訃報を電話で受け取った美香さんのお父さんが泣き崩れる姿があった。

娘が戦場ジャーナリストという危険な職業を選んだこと、どんな想いで受け止めてたんでしょうね。

めちゃめちゃ泣けました。

そして、

日本という国に生まれたことをもう一度考えさせられました。

どれだけ平和なんだろ。

生まれた時から戦争はないし、
発言は自由だし、
職業だって選択できる。

この
“自分が自分だと主張できて、
夢を描ける権利がある”

なんてずっと当たり前だと思って暮らしていた私が、

実は当たり前じゃなかったんだと気が付いたのは
フィリピンに留学した29歳のとき。

格差のない国、
差別のない国。

ない、
とは言い切れないけど
世界から見たら??

それに、

戦争のない国
であることは確か。

生まれた時から戦争しかしらなくて、
武器を持つことが当たり前で、
人を殺すように教育されてきた子どもがいる。

道徳は?
秩序は?
心は?
その子のアイデンティティは?

そんなことを、
お日様のにおいのする洗濯物を畳みながら考えていると、自分の今いる状況は至って平和だなぁと改めて思います。

日付け変わって今日、
終戦記念日ですね。

ちなみにカナダでは11月11日が終戦記念日でremembrance day(リメンバランスデイ)と言います。
ハロウィンが終わると街の至るところで赤いポピーのモチーフを着けてる人を見かけます。
テレビの中の人たちもみんな着けてます。

戦争で亡くなった兵士へ追悼の意を込めてつけます。

私もホストママから
『今のカナダがあるのは、戦ってくれた兵士のお陰だからね。』
と言われ、赤いポピーを貰いました。

きっと学校の授業以外でも
こうやって、親から子へ伝わっていくものなんでしょうね。

日本は??

どうやって伝わっていくんでしょうか??

日本という敗戦国の中で戦争に対する教育、
どうですかね?

私は日本を離れた経験で、
やっと日本を知りました。

山本美香さんほど大それたことは出来ませんけど、
でも彼女のように、
自分だからできる事があると思うし、
伝えたい事はたくさんあるので、

使命感を持って、

地域と関わって生きたいと思っています!

しがないラッコですけど、私なりに。

※写真
1…世界仰天ニュースの一コマ0814
2…戦争のない国日本!憲法9条を考える記事 と、色々考えながら畳まれた今日の洗濯物たちのコラボ
3…カナダ、リメンバランスデイでみんなが着ける赤いポピー
4…最後の一文“私なりに”、のイメージ
5…食事中。

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